7月も下旬、税理士試験当日が近づいて参りました。
試験といえば受験会場の下見をすべきかどうか悩むところですが、受験会場付近の下見は行くことをおすすめします。
※受験会場の下見について、受検案内に「試験日前に試験会場内の下見はしないでください。」との注意書があるので、あくまで試験会場付近の下見にとどめましょう。
なぜ受験会場の下見をするのか
受験会場の下見をおすすめする一番の理由は、受験会場を一度見ておくと「安心感」が生まれるからです。
見慣れた場所で、何回も近くを通っていて、建物を知っているということであれば、下見の必要性はあまりないでしょう。
「安心感」というと単純な理由かもしれませんが、ただでさえ、試験当日は緊張感がピークになり、様々なことに敏感になります。
年に1回だけの試験であれば尚更です。
その精神状態で、見慣れない駅に降り立ち、道を調べながら会場にはじめて足を踏み入れるまで、新しい情報がどんどん頭に入ってきてしまいます。
一度、下見で試験会場までの道のりや会場付近の雰囲気を知っておくだけで、受検会場までの道のりを純粋な風景として見ることができます。
ほんの少しの差かもしれませんが、意外とこの差は大きいです。
下見で意識すること
受検会場の下見で意識したことは、次の3つです。
1. 受験会場までの道順
迷わないようにしておくということももちろんですが、真夏のように暑い時期であれば、移動する時間帯になるべく陽が当たらない道を確認しておくと、体力の消耗を多少なりとも減少させることができます。
受験の手引きには、駅から徒歩10分と記載があったとしても、実際に道のりを歩いてみると、10分を超えることはよくあります。
2. 会場付近で休憩する場所やコンビニがあるかどうか
早めに会場付近についても、休憩や待機できる場所がなければ落ち着きません。穴場のカフェなどを見つけておくのもおすすめです。
コンビニは、軽食や消耗品などが急に必要になった場合、直前に買うことができます。もちろん直前は、混み合うことが予想されるので、事前に準備できるものはしておきましょう。
3. 会場付近の雰囲気を知る
これは安心感にもつながるのですが、試験の当日に会場付近の雰囲気にのみこまれないようにするためにも、会場付近を少し散歩してみて街の雰囲気を知るということも意識していました。
まとめ
ちなみに下見をする時期としては、可能であれば1〜2週間前がベストかなと思っています。遠方であれば、前泊の日に下見に行くのも良いと思います。
早すぎて何ヶ月も前に行ったとしても、工事などで街の雰囲気が変わっている可能性もありますので、あまり時期をずらして行くのはおすすめしません。
税理士試験に限らず、試験の場合、「受験会場」は必ずあります。受験会場付近の下見をすることで、少しでも試験にプラスになるものを見つけてみるのはいかがでしょうか。